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アダルトチルドレンの症状とは?感情や考え方の傾向、身体症状、精神疾患など

アダルトチルドレンの症状とは?①
いわぶち

いわぶち

超速カウンセラー

心理カウンセリング超速屋。早く楽に確実に癒したいがモットー。短期療法のカウンセリング歴10年。年間150日以上のNLPセミナーをこなす。福祉施設にて8年間精神疾患の方へセラピーを提供。専門はアダルトチルドレン、毒親育ちやトラウマ、HSPの解消。心理カウンセラー、コーチの育成にも取り組む。日本NLP学院学院長。

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機能不全家族で育ったアダルトチルドレンには、心理的な症状をはじめ、様々な症状があらわれます。

そのアダルトチルドレンの人々の症状について解説していきます。

この記事で解決できるお悩み
  • アダルトチルドレンの症状とは
  • 感情や思考のパターン・偏りを解説
  • 身体症状や関連する精神疾患・二次的な症状を解説

この記事を読めばアダルトチルドレンの抱える様々な症状のことがわかります。

アダルトチルドレンの症状とは?

アダルトチルドレンの症状とは?①

アダルトチルドレンの症状は、生きづらさをはじめ、精神的・身体的な様々な症状、精神疾患や問題行動としてあらわれます。

まず初めにアダルトチルドレン(Adult Children,AC)という言葉は医療的な診断名ではありません。

アダルトチルドレンとは「幼少期のトラウマや家庭環境により、大人になっても生きづらさを抱える人々」のことであり、自らを認識し自覚するための概念です。

アダルトチルドレンの意味はもともとは「アルコール依存症の機能不全家族で育った人たち」のことを指すアメリカの現場で生まれた言葉です。

当時の精神科医療では、治療対象外となっていた彼らに対して、自助グループやソーシャルワーカーなどの中から発した言葉なのです。

アルコール依存症の親は、子供に対して、大人としての責任を果たす機能がかけています。

そのため、子どもたちは人生で必要な「子どもらしさを生きる」ことが生活の中で満たされず、子供らしからぬ役割を背負ったり、健全な性格や情緒の発達が妨げられます。

そうして、長く心理的な安全や安心感のない状況におかれることで、子どもたちには様々な症状がでる傾向があります。

これらの二次的な症状や精神疾患に対しては病名は付くかもしれません。

しかし、再度申し上げるとアダルトチルドレンという病名はないのです。

また、アダルトチルドレンの症状は機能不全家族を代表する親が原因であることがほとんどですが、100%ではありません。

例えば生まれた子どもの中に「育てにくい子」がいることも確かなのです。

つまり、両親と子どもの相互のバランスでアダルトチルドレンの生きづらさは起きます。

こちらもお読みください。→アダルトチルドレンとは?

アダルトチルドレンの症状:共通する原因

アダルトチルドレンの症状とは?②

アダルトチルドレンの発する症状には共通する原因があります。

原因1:トラウマ

アダルトチルドレンの生きづらさを生む原因の一つにトラウマを抱えている場合があります。

アダルトチルドレンを生む機能不全家族の環境では、家庭内暴力や虐待(身体的虐待、精神的虐待、性的虐待、ネグレクト(育児放棄))が頻繁にあります。

また、家族から感情の表現や意思表示・行動などを過剰に否定され続ける経験をしている可能性があります。

その記憶自体がトラウマとして心に残っていて、何かのきっかけでフラッシュバックを起こし苦しむことがあります。

トラウマの影響は、成人して社会に出てからも、心の根底に不安や緊張を抱えているため不安定なメンタルを作ります。

こちらもお読みください。→毒親の暴言の例

原因2:親子の関係性による支配

また、幼少期に十分な愛情をかけられていない、もしくは歪んでかけられている場合もあります。

これらは自己愛型の機能不全家族の子どもに当てはまります。

親が自己愛が強すぎると、親の行動や関わりはすべてが親の欲求を満たすことに集中します。

すると、子どもの欲求が満たされずに、親の欲求を満たすことにすり替わるために、子どもは健全な愛情が満たされません。

この場合は、明らかなトラウマではないので、子どもは生きづらさに気が付くのに時間がかかる場合があります。

この場合は、自尊心が育まれず、自信が持てず、自己肯定感が育ちません。

そのせいで上手くいかないことがあると、それ自体がトラウマになります。

こちらもお読みください。→アダルトチルドレン(AC)の共依存の親子関係とは?

アダルトチルドレンの症状:感情や考え方の傾向

アダルトチルドレンの症状とは?③

アダルトチルドレンの症状の一つには、感情や考え方のパターンの傾向があります。

1.生きづらさ

アダルトチルドレンは、漠然とした生きづらさ・不安や緊張を抱えたりします。

常にこの感覚を感じており、日々ストレスにさらされてコミュニケーションの苦手を感じます。

アダルトチルドレンの生きづらさの詳細はこちらです。→アダルトチルドレンの生きづらさ

2.漠然としたマイナスの感情

無条件に愛された経験が足りず、マイナス感情(悲しみ・苦しみ・孤独感・満たされない)を常に感じています。

否定された経験が多く、何かを心ゆくまで満足し、おこなった経験も足りないです。

アダルトチルドレンは楽しめないのです。

こちらもお読みください。→アダルトチルドレンが楽しめない心理原因

3.自己評価と他者評価の不一致

アダルトチルドレンは自分が思うように他者には見られていない場合があります。

例えば、丁寧にしているつもりなのに、横柄だと思われるようなことがあります。

また、相手からの賞賛や承認を受け取ろうとしないことも、謙虚である以上に慇懃無礼と思われてしまいます。

4.希望がない

虐待や過干渉・過保護、無関心の中で育ったために自分の意志を尊重されていません。

そのため、自分や周囲に対して希望を持つということをあきらめてしまいがちです。

こちらもお読みください。→アダルトチルドレン:ロスト・ワン(ロストチャイルド・ロンリー)とは?

5.怒りが突然爆発する

アダルトチルドレンの人々は、感情や意思を否定され続けているために、自分の感情を抑圧している傾向があります。

そのため、少しずつ吐き出せずに突然急に爆発させることがあります。

6.見捨てられ不安

アダルトチルドレンの人たちは、とにかく緊張や不安が多いです。

その逆に安心感が足りていません。

安定した親子関係の中で人間関係を育んでいないために、いつか裏切られる、どうせ捨てられるなどの「見捨てられ不安」におびえ続けています。

人から捨てられるという気持ちが衝動的にくると、居ても立っても居られない状態になるくらい苦しいのです。

見捨てられ不安の詳細についてはこちらです。→見捨てられ不安でしんどい原因とは?

7.自分に自信がない

無条件の愛され経験が足りず、自分の存在に対しての自己重要感や自己肯定感が育っていません。

そのため何をするにも自信が足りない感覚があります。

8.顔色をうかがいすぎる

親が感情の変化の激しい性格であったり、家のルールがコロコロ変わる場合、子どもはいつも他人の顔色をうかがうようになります。

アダルトチルドレンのピエロタイプは場の空気を和ませるためにおどけるようになりますし、プラケータータイプは相手の感情を慰めようとします。

プリンス(プリンセス)は親の期待に添い言いなりになります。

いずれも、人の顔色を非常にうかがっているタイプです。

こちらもお読みください。→アダルトチルドレン:ピエロ(クラウン・マスコット)とは?

9.依存心が強い、共依存

依存や共依存はアダルトチルドレンの症状としてよく表れます。

健全な依存であればいいのですが、アダルトチルドレンは「誰かがいてくれないと生きられない」と強く思っています。

機能不全家族の親の中でも、非常に弱弱しく落ち込んだり、いつも感情がすさんでいるような親がいます。

そして、これをケアする役割を子どもに強制する場合があります。

この子どもたちが、プラケーターイネイブラー(ケアテイカー・リトルナース)として共依存を支える片側になります。

この子たちは、支えられる側がいないと存在価値を感じられないため、自ら共依存を作り出そうとしたり、その相手を探したりします。

こちらもお読みください。→アダルトチルドレン:イネーブラー(ケアテイカー・リトルナース)とは?

10.他人に頼れない

依存とは逆に、家族に何度も期待を裏切られて、何度も失望したり打ちのめされた場合に、人を信用することが出来なくなります。

するとこれも健全な依存が出来ず、他者を寄せ付けない極端な考えになってしまいます。

こちらもお読みください。→アダルトチルドレン:ヒーローとは?

11.自責の念、罪悪感に襲われる

アダルトチルドレンは、極端に自責の念や罪悪感が起きる場合があります。

子どもの時に「お母さんがお酒を飲むのは僕が悪い子だから」などのように、一見理屈があっていないことを信じ込んでしまう場合があるのです。

そのため、自分を責める癖の人はどんな理由を付けても自分を責める傾向があります。

こちらもお読みください。→毒親が罪悪感を植え付ける?

12.自己が確立できていない

アダルトチルドレンは、親の言いなりや期待に添うことばかりすることがあります。

そして、自分の意思や感情を尊重されず、押し殺して生きることがあります。

すると、自分という枠組みがしっかりできていないことがあります。

自分自身が何者なのかというアイデンティティが確立できていないのです。

アダルトチルドレンのプリンス(プリンセス)ロスト・ワン(ロストチャイルド・ロンリー)のタイプがそうなりがちです。

こちらもお読みください。→アダルトチルドレン:プリンス(プリンセス)とは?

13.考え方を変えにくい

アダルトチルドレンは柔軟な考え方が難しい場合があります。

いわゆる先入観に執着してしまい、論理的に「間違っている」という結果が出ても、一度思い込んでしまうと考えを変えることができません。

視野が狭くなり、現実を受け入れられず否定することが多いです。

14.人間関係に振り回される

機能不全家族の親は気分の変化が激しい場合がよくあります。

アダルトチルドレンは、その気分に振り回されることによって、何が正しいのかわからなくなることがあります。

そうすると自己判断ができなくなってしまい、他人の意見に振り回されやすくなるのです。

また、親のように問題を持っている人の中に身を置きやすいのも特徴です。

15.マイナス思考

アダルトチルドレンは猜疑心が強いため、いつも裏を勘ぐったりします。

たとえ良いことがあったとしても「この話は裏があるのではないか?」と疑い深くなります。

すると、なかなか他人と親密な関係を作ることができません。

16.相手に何かをしてあげたい気持ちが強すぎる

相手に何かをしてあげることで感謝されたい、自分を認めてもらいたい気持ちが強くあります。

ただ、この気持ちが強すぎると押しつけがましくなり、相手にとって過剰で嫌な思いをさせることもあります。

また、気持ちを相手に上手く利用されてしまうこともあります。

イネイブラー(ケアテイカー・リトルナース)に多い傾向です。

こちらもお読みください。→アダルトチルドレン:イネイブラー(ケアテイカー・リトルナース)とは?

17.人をコントロールしようとする

機能不全家族内では、安心して生活できる場を得られません。

そのため、自分にとって居心地の良い環境を作ろうとして、周囲を自分の管理下に置きたがります。

これは仕事の人間関係でも恋愛関係でも同様で、相手をコントロールしようとするのです。

18.自分と相手との境界がわからない

機能不全家族には、父親がやるべき役割・母親がやるべき役割が不明確な場合があります。

また、親が役割を放棄している場合もあるのです。

そうすると子どもは、相手との境界を判断するすべを学べていません。

そのため、相手が踏み込んで欲しくない領域まで入り込み、相手に不快な思いをさせることがあります。

イネイブラー(ケアテイカー・リトルナース)プラケーターに多い傾向です。

19.極端、白黒つけたがる

親の期待を背負って頑張るヒーロータイプのように完璧主義になる場合があります。

すると極端な思考で自分も他人も縛り、融通が利かずに、グレーな答えに満足できなくなります。

20.被害者意識が強い

家族にひどい目にあわされています。

そのため、あらゆる人の行動に対して、反射的に攻撃や批判だと判断してしまいやすいです。

結果としてそれは強い被害妄想を常に抱くことになります。

ロスト・ワン(ロストチャイルド・ロンリー)に多い傾向です。

こちらもお読みください。→アダルトチルドレン:ロスト・ワン(ロストチャイルド・ロンリー)とは?

21.権威者を恐れる

父親から暴力などを受けている場合に、威圧的なタイプに恐怖感や嫌悪感を抱く場合があります。

また、似たようなタイプに対して苦手意識を持ちやすくなります。

ロスト・ワン(ロストチャイルド・ロンリー)スケープゴートに多い傾向です。

こちらもお読みください。→アダルトチルドレン:スケープゴートとは?

22.苦い経験から学べない、繰り返す

経験から学ぶということは、人生や悩みが改善や解決する成功体験があるからです。

アダルトチルドレンは、その経験がそもそも少ないため、同じことを何度も繰り返すことが多いのです。

23.愛情はしがみつくことと思っている

共依存を支える側のタイプに多いですが、やりがいや充実感を感じながら相手を支えています。

支えることがイコール存在価値になっているため、何がなんでもしがみつきますが、相手が問題解決に至ることは望んでいません。

結果として、他の異性などが目に入らず、周囲の批判にも負けずDV被害やモラハラ被害を受け続ける場合があります。

イネイブラー(ケアテイカー・リトルナース)プラケーターに多い傾向です。

こちらもお読みください。→アダルトチルドレン:プラケーターとは?

24.コミュニケーション技術が低い

愛情をきちんと注がれてコミュニケーションを学んでいない場合があります。

そのため、人を心から信頼することや相手を理解することが困難です。

よって人間関係を築く方法も学べていないのです。

25.適応能力が低い、危機的状況に弱い

突然、危機的状況が起きた場合に、誰もが対応が難しくなる場合があります。

しかし、アダルトチルドレンの場合には、普通以上に極端な対応不能状態になってしまうことがあります。

目の前の危機的状況に対して、明らかに何もできないという状態になってしまうのです。

26.忍耐力にかける

アダルトチルドレンは、同じことを積み上げるルーチンのような仕事を苦手とする傾向があるようです。

短期間でコロコロと新しい仕事を求めて転職することもあります。

これは、居場所のなさや人間関係の構築の苦手にも通じます。

アダルトチルドレンの症状:身体症状

アダルトチルドレンの症状とは?④

アダルトチルドレンの身体症状の例です。主にストレスによるものと言われます。

アダルトチルドレンの身体症状
  • 偏頭痛
  • 吐き気、嘔吐
  • 下痢
  • 冷や汗
  • 動機
  • 震え
  • 身体の痛み(ひどい肩こり)
  • 不眠
  • めまい
  • 性交痛
  • ひどい生理痛
  • 記憶力の減退
  • 五感の異常
  • 免疫力低下による症状

アダルトチルドレンの症状:背後にある精神疾患

アダルトチルドレンと関連性がある精神疾患として、次のようなものがあげられます。

関連性のある精神疾患

こちらもお読みください。→アダルトチルドレンと発達障害の関係

アダルトチルドレンの症状:二次的な精神疾患と問題行動

機能不全家族の中で育ったアダルトチルドレンには、次のような二次的な精神疾患や問題行動があります。

二次的な精神疾患と問題行動
  • 依存症(アルコール依存症、薬物依存症、ギャンブル依存症、セックス依存症、仕事依存症)
  • うつ病、抑うつ症状
  • 不安障害、不安症状
  • PTSD(心的外傷後ストレス障害)、フラッシュバック、パニック症状、解離症状、感情の鈍麻
  • 摂食障害(過食症、拒食症)
  • 対人恐怖症
  • 自律神経失調症
  • 強迫性障害
  • ひきこもり
  • 共依存

アダルトチルドレンを解消するNLPカウンセリングはこちらです。→アダルトチルドレンのカウンセリング

以下の記事を合わせてお読みいただくとアダルトチルドレンへの理解が深まります。

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