機能不全家族診断チェックです。
こちらの診断は医療的な診断をするものではありません。
アダルトチルドレンの自覚がある方や生きづらさを抱えている方の家庭の振り返りにお使いください。
また、機能不全家族を理解することは、アダルトチルドレンの世代間連鎖を止めることにもなります。
この記事を読めば「機能不全家族(Dysfunctional Family)診断チェック」ができて、あなたの心の状態の理解をすることが出来ます。
目次
機能不全家族診断チェック
機能不全家族の度合いを診断できます。
機能不全家族診断チェックは大項目6つの42問です。
機能不全家族とは?簡単にご説明
機能不全家族とは、家族内において家族同士の対立や不法行為、身体的な虐待や精神的虐待、性的虐待、ネグレクト(育児放棄)などが常に存在している家庭のことをいいます。
もう少し大きく捉えると、機能不全家族とは「マイナスの機能をもった家族」という意味です。
本来「完全な家族」というものはありません。
しかし、機能不全家族を説明するときには、どんなにプラスの要素が大きくても関係ありません。
どんなにプラスの要素が大きくても、マイナスの機能があると、子どもはそれに反応することにエネルギーを削がれ、プラス機能を受け取れず、健全に成熟できないのです。
機能不全家族は、隠し事が多くなり、子育てや団らん、地域とのかかわりなどの一般的な家庭に存在する機能が健全に機能していません。
かにまろ
プラスの機能が大きくても、子どもの傷には関係ないんです。
機能不全家族のマイナスの機能についてはこちらに詳細を載せてます。→機能不全家族とは?
機能不全家族診断チェック
機能不全家族診断チェックは大項目が6つにわかれて計42問です。
当てはまる項目が多ければ多いほど機能不全家族の傾向があります。
相反するものもありますので、一つの大項目が他よりずば抜けて高い場合も機能不全家族に当てはまります。
斎藤学監修『知っていますか?アダルト・チルドレン一問一答』(解放出版社 2002/10/15)
クラウディア・ブラック著『私は親のようにならない 嗜癖問題とその子どもたちへの影響』(誠信書房 2004/7/10)
こちらもお読みください。→アダルトチルドレンタイプ診断
- 嗜癖(しへき)問題がある (特定の問題に極度に没頭すること)アルコール依存症、薬物依存症、セックス依存症、ワーカホリック(仕事依存症)など。
- 両親の共依存 嗜癖問題などで片親が世話役、片親が頼る役などの依存関係がある。
- 親が何日も外出して、幼い時から自分で家事などをしていた。
- 泣いてもわめいても親が振り向いてくれなかった。
- 絶対甘えられなかった。
- 友人関係や成績、学校の様子など聞かれたことがない。
- 親は授業参観や運動会に参加しなかった。
- 学校で必要な物品を買ってもらえないことがあった。
- 怪我をしても自分で手当てをしていた。
- 頭をなでられたり、ハグをされた記憶はない。
- 愛情ではなく、物やお金を与えられ続けていた。
- 身につけるもの、外出先、友人関係等、親がすべてに口を挟んでいた。
- 親が叶えられなかった親の夢を、子どもに押し付けていた。
- 有名大学、有名企業などに行けたらすごいね。と言われ続けて育った。
- 自分の意見が採用されることはなかった。
- 自分の感情・意思を否定され続けてきた。
- お前のためと言われていたが、すべて親のためだと思う。
- 色々習い事をしたが、自分が好きなことはしていない。
- 親子以外の人間関係がほとんどない環境だった。
- 成績やスポーツなど上手くできても褒められず、いつもマイナスの部分を指摘された。
- 失敗をするとひどく叱られ、なかなか許されなかった。
- お前が〇〇(男・女・可愛い等)だったら良かったのにと言われていた。
- 自分ではどうにもできないことでからかわれた(身体的特徴など)。
- お前なんか産まなければ良かったと言われていた。
- 兄弟姉妹の中で差別があった。
- あなたのままで良いなんて聞いたことがない。
- 親が酔っぱらうと自分が寝かしつけていた。
- 親の代わりに食事を作ることは当たり前だった(他の家事も含む)。
- 友達のような親子関係だった。
- 異性の親の理想を演じさせられていた(パートナーの役割など)。
- 親が落ち込むといつも慰めていた。
- 親が「わかってくれるのはあなただけ」と言っていた。
- 親が常に不安を抱えていた。
- 親の機嫌がいつ変わるかわからない家庭だった。
- 家のルールがコロコロ変わっていた。
- 親の怒りがたびたび爆発していた。
- 親が他人の悪口や愚痴を常に言っていた。
- 片方の親が「片方の親のようになるな」と言ったり、祖父母と仲が悪かった。
- 親が外では言えない、もしくは言うなと言われるような秘密をもっていた。
- 両親の喧嘩の仲裁をよくしていた。
- 暴力や虐待があった(殴るふりや物を壊す・言葉で脅すなども含む)。
- 自分の感情を出すことは出来なかった。
機能不全家族の影響:生きづらさを変える方法
アダルトチルドレンの生きづらさを克服するには、潜在意識がもっている過去の経験のつらい記憶を癒していくことが近道です。
そうすると、今まで囚われていたパターンから抜け出します。
そして、人生好転の歯車が回りだすのです。
もし、アダルトチルドレンの生きづらさも人生もまるっと改善したいなら、どうぞ↓をご覧くださいね。
機能不全家族診断チェックの他にも、アダルトチルドレンのタイプ診断などが出来ます。
自分の傾向を知ると対処法が掴めるようになりますよ。
以下の記事を合わせてお読みいただくとアダルトチルドレンへの理解が深まります。
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