何かの言葉で目からうろこが落ちて、悩みが解決することがあります。
NLPの前提もその考え方を理解して活用できると、悩みや停滞から抜け出したり、チャレンジをし続けることが出来たり、人生の武器として役立ちます。
- NLPの前提とは?
- NLP(神経言語プログラミング)の前提を例を含めて解説
この記事では、出来事の捉え方を変えるNLPの前提についてわかりやすく説明いたします。
仕事や恋愛、目標達成などにつまづいた時に利用してみましょう。
目次
NLPの前提とは
NLPの前提は、コミュニケーションや心理療法(セラピー)、カウンセリング、コーチングにおいての心構えであるとともに、様々な悩みや事柄をリフレーミングするものでもあります。
これらの考え方を持ち続けると、人生のあらゆる場面で活用でき、自分自身をセルフマネジメントしやすくなります。
地図は土地ではない
地図は土地ではないという概念は、解釈と事実を区別するという意味の言葉です。
事実というものに対して、私たちは日々解釈し、心を動かし、パターンとして記憶や学習をしています。
私たちは、この地図=解釈のフィルター(一人ひとりの色眼鏡)を通して、日々世の中を見ていますが、地図は事実そのものではないのです。
NLP(神経言語プログラミング)は解釈を変えることに優れています。
辛かったトラウマが「平気」になることはざらです。
こちらもお読みください。→NLPカウンセリング
人は常に自分が知覚する最善の選択をおこなっている
どんな人でも、今まで様々な経験をして、自分なりのベストを選択し続けています。
自分自身も目の前のクライエントもそうです。
その最善をねぎらい、緩めてあげて選択肢を広げてあげることが、カウンセラーやコーチの務めです。
もし世界の他の人にできたら、それは自分にも可能だ
もしも達成したいことがあるのなら、可能性は無限です。
自分の中で「出来ない」と思うことも「可能性はある」と思うことも人は自由です。
ただ、誰かにできるなら自分にもできると思える人は、目の前の扉を一つずつでも開けることが出来ます。
エネルギーは注目が払われるところに流れる
エネルギーは注目が払われるところに流れるとは、意識的にも無意識的にも同じです。
苦手や恐怖などのネガティブな感情も「アンテナ」が張っているとそこに注意が向きます。
好きなことも、嫌いなこともアンテナがあることで引き寄せのように目に入り、現実としてとらえがちなのです。
失敗はない。あるのは外界からのフィードバックだけである。
失敗とは解釈です。
もしも、成功したいなら自分が納得いくまで続ければいいのです。
たとえ、最終的に得られるものが違っても、どこかのゴールにたどり着きます。
頂上でも、8合目でも、5合目でも、そこに到達した事実は変わらず、どのように解釈するかは人にゆだねられます。
失敗という事実はないのです。
こちらもお読みください。→T.O.T.E.モデル
どの行動にも必ず肯定的な意図がある。
どの行動にも必ず肯定的な意図があります。
この「肯定的な」が「好ましい」と勘違いされますが、肯定形の意味です。
否定形ではなく、肯定的に表現される意図という意味です。
ただ「好ましい意図」が自然と出やすいのでそう思われている人が多いのかもしれません。
中には「好ましく見えない意図」もありますので、びっくりしないようにしましょう。
他者の内的世界観(地図)を尊重することは、コミュニケーションの基本だ
NLP(神経言語プログラミング)の関わり、コミュニケーションは中立で押し付けません。
相手の内的な世界観を尊重するためにペーシングし、その結果としてリーディングをします。
考え方を押し付けるのではなく、相手を導いていくのです。
こちらもお読みください。→ペーシングとは?
相手の反応が自分のコミュニケーションの成果である
コミュニケーションの成果は相手が表してくれていると考えます。
相手の反応が望ましくないと思うのなら、自分が柔軟性をもって変化していけばいいという前提です。
相手の反応が望ましいものならば、あなたのコミュニケーションはOKということです。
こちらもお読みください。→ラポールとは?
問題や制限とはチャンスである
問題や制限も解釈ととらえます。
何事も肯定的な意図があるため、意味づけを変えることが出来たらすべてはチャンスになります。
発想の転換ができれば、ピンチもチャンスなのです。
こちらもお読みください。→リフレーミング
うまくいかなかったら別のことを試してみる
目的地にたどり着きたいのに、Aという道がふさがっているのなら、Bという道から行けばいいだけです。
NLP(神経言語プログラミング)は柔軟性(フレキシビリティー)を求めます。
現実の状況を良く見て、上手くいかないのなら違う方法を選択するだけなのです。
何も選択しないよりも、何かを選択した方が良い
何もしない後悔よりは、何かを選択していきましょう。
何もしないという選択も出来ますが、多くの後悔は「しなかったこと」の後悔です。
ほとんどのお年寄りが「しなかったこと」について悔やむという統計もあるようです。
あの時こうすれば良かったという後悔をしないためにも、何かを選択し続けることは重要です。
心と身体は一つの有機システムである
心と身体はつながっています。
過去の体験に対して心を変えれば、感覚や反応、感情や思考が変化します。
逆に身体からアプローチすることでも身体の変化は起きます。
健全な身体に健全な魂が宿ると言われますが、健康について様々なアプローチを考えるとすべてはつながっています。
NLP(神経言語プログラミング)では、姿勢や呼吸も扱います。
ステイトマネジメント(状態のマネジメント)をとても大切にしていますが、これは精神状態はもちろんですが、実は心も身体もという意味です。
人は必要なリソース(資源)をすでに持っている
カウンセリングやコーチングでは、クライエントがすべての答えをもっています。
カウンセラーやコーチは、それを信じて彼らのリソースを見つける手伝いをするだけです。
こちらから何かを押し付けるのではなく、自分の力があるということを信じさせる関わりをしていくのです。
NLPの前提を学ぶには?
NLP(神経言語プログラミング)の前提をもってカウンセリングやコーチングをおこなうと、とても効果的なセッションになります。
トラウマやネガティブな記憶はもちろん、身体症状も解消できるのです。
NLPは短期療法ですので、自分にも他人にも素早く効きますよ。
人生に活かしたい方はどうぞお越しください。
NLP(神経言語プログラミング)の詳細はこちらです。→NLPとは?
トラウマ解消から自己実現まで叶える人生好転方法
トラウマを克服したり、自己実現するには、脳と潜在意識の使い方が重要です。
だからこそ、今まで囚われていたパターンから抜け出し、人生が好転するのです。
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