こんにちは、岩渕です。
今回は私のこれまでの人生を振り返ってみたいと思います。
私自身がどのような人生を経て、どのような想いを持ち、何をいま皆さんに伝えたいと思っているのか。
少しでもわかってもらえたら嬉しいです。
目次
エピソード① 人生観の原点はヒーローもの?
私は神奈川県横浜市で、4人家族2人兄弟の次男として生まれ育ちました。
うちは共働きでした。
父親は何をやっても上手くいかず、その上いろいろ自分を棚に上げて他人のせいにしていました。
職を転々として、働いてはやめ、身体を壊したと言ってはやめの繰り返しでした。
酒を飲んでは暴れて、毎日怒鳴っていました。
子どもの時は本当に毎日が嫌でしたね。
父を補うために、母がお惣菜屋(お弁当屋)さんで働き出しました。
私が小学校高学年頃ですね。
母は、日中働きに行くこともあれば、夜の10時頃から朝の5時頃まで働くことも。
手を真っ赤にしながら、おにぎりを一日2000個?とか握っていたようです。
そんな母にまで、自分のことは棚に上げて父親は文句を言ってました。
子どもながらに、いつも「どの口が言ってるんだろう…」の毎日でした。
そんな父親は私に「落ちぶれたくなければ勉強しろ!」だけを言いました。
じゃあと子どもらしく「教えて」と言っても父は「辞書を引け」、「調べろ」の一点張り。
なぜか、本当に一度も勉強を教えてはくれませんでした。
その時から「口だけ」の人が嫌いになっていますね。
まぁ、遊ぶことも自由にさせてくれなかったので、勉強するくらいしかなかったんですが。
あと、ぶっちぎりで成績が良くないと、父が母を怒るという行事が待っていたので、勉強するしかなかったんですね。
その上、父親がわからんちんだったので、なかなか言葉が通じない。
そうこうしているうちに、私の説得能力や論理能力も大向上しました(笑)
こんな父のおかげで、論理的な屁理屈タイプのアダルトチルドレン予備軍として子ども時代を過ごしたのです。
当時、私が逃げるとしたら勉強以外には、父親がいない間のアニメくらいでした。
世代的には「ガンダ○」世代なのですが、ひねくれものの私は、そっちも好きでしたが「イデ○○」が好きでした。
当時、それをきっかけに、小学生なのにどっぷりと精神的なものに惹かれていったんです。
ニュータイ○とか人は分かり合えりの?、死んだらどうなるの?とかね。
あと、ヒーローものですね。
昔のヒーローは「仮面ライ○ー」とか、何かを背負いながらも人を助けることが、単純に「すごいな」と思いました。
そして、「秘密結社に拉致られて、改造されないかな…」とか、「異次元に連れていかれないかな…」とか、本当に思っていました。
それくらい、父親のいる現状が耐えられなかったんですね。
たぶん、ここら辺が私の今の仕事の原点で、人を助けたいという欲求なんです。
そして、口だけの人間ではなく、中身や本質を大切にしたいという原点だと思います。
エピソード➁ 無理やり勉強づけ→解放の学生時代
私は上にも書いたように勉強ばっかりさせられていました。
でも、家にお金があるわけではないので、ものすごい自力という難題つきで(笑)
ほんと色々矛盾を感じながら生きていました。
でも、私が高校3年生の頃に、ある事件をきっかけに父親を一人家に残し、母や兄と家出をしたんですね。
それからは、親が協議離婚を進め、そのまま二度と父親と会わない人生になります。
自由を手に入れた私は、初めてのバイトや仲間の存在に楽しい毎日を過ごすようになります。
やっと生まれた解放感でした。
次男なのに、父親のせいやヒーロー好きもあって、仲間を陰から支える兄貴的な存在でした。
高校、大学はそこそこ良いところだったのですが、「勉強しろ」だけ言われてたのでつまづきます。
なぜなら、その後のビジョンもなければ、就職活動も「何それ?」みたいな感じだったんです(笑)
他の世界を知らないから、何になりたいもよくわかっていない状態だったんです。
ただ、ファーストフードでのバイト最中に、家族連れや小さいお子さんとが喜んでる姿は、宝物だなって思って頑張っていましたね。
エピソード③ 生きるを学んだ介護施設のホーム長時代
今の仕事(NLP)をする前、私は介護施設のホーム長をしていました。
最初にこの仕事に就いた時は、右も左もわからなかったのですが、持ち前の吸収力で色々学んでいきました。
父親に鍛えられたところですね(笑)
介護って簡単に思われるんですが…、実際は「人間一人」をみる仕事です。
やろうと思ったら、限りなく必要なことがあるんですね。
医療や看護、人体、脳、食事や運動、メンタル、などなどなど。
本当にキリがないくらい学ぶことはあるんです。
法律なんかもそうですね。
また、ご家族お医者様や医師、弁護士などの外部とも連携を取らなければいけないのです。
ですから、その業界の当たり前も知っておく必要があります。
また、何かあったら、即決断しなければいけません。
命を預かることの責任がかかっているんですね。
当時、加齢で食事が摂れなくなってきた方がいました。
ですが、どうにか出来る限り「口から食べて欲しい」というご家族様の願いのもと、職員たちと連携して頑張りました。
結果として、主治医の内科の先生に
「岩渕さん、ここまでする人って、正直医療職でもいないすごいことだよ」とお褒め頂いたりしました。
その当時から、常識や当たり前をくつがえすのが好きだったんですね。
目の前の人に無理はさせないけど、慎重に観察したら出来ることなんて一人ひとり違うじゃんって思っていました。
ですから、お褒め頂いても、自分的には普通だったかな。
ある程度の基準はあっても、みんな違う人間だから目の前の人は違うかもしれない。
そんな気持ちでお手伝いをしていたんですね。
その観察力は、今のNLPの仕事にも役立っているかもしれません。
ですから、その人の症状に対するその人だけの謎解きが好きなんです。
エピソード④ なぜ介護をしていて心理に興味が出来たか?
ご高齢のお客様には、認知症の方がいました。
それをきっかけに、どのように接したら落ち着いていただけるんだろうと心の学びが始まりました。
また、ご利用者のメンタルもですが、介護をしていると従業員やご家族のメンタルの課題も出てきます。
私は、どんどんと心理に惹かれていったんです。
当時、たまたま年齢的に先輩の看護師さんがいらっしゃり、心理カウンセリングが出来ました。
その方と話しながら、素晴らしい職業があるんだなと感動をしたんですね。
そして、わからないものを知りたいという欲求が、ここにも生まれました。
また、私自身が困っていたことがあり、心理を追及する形になったんです。
エピソード⑤ 困っていたプライベート…性格や離婚とか…
私の困りごとは、アダルトチルドレンのパターンでした。
父親から生きづらさをもらいましたからね。
上で、ヒーローの話をしましたが、実際にACのヒーロータイプでした。
とりあえず頑張れば災難を避けられるという期待で成績をあげていたんです。
でも、自分のためではなかったんです。
・ワーカホリック
・完璧主義
・他人の期待を背負って頑張りすぎる
などなどです。
ちなみに、父親のパターンを無意識でなぞっているところもありました。
これはパートナーとの関係で出ました。
・親しい女性に対して起きるイライラや猜疑心
・試し行動
・共依存
などになります。
他にも
・自己肯定感が低い
・眠りが浅い
・焦燥感
・不安感
・緊張感
・年上男性が苦手
などがありました。
また、私は、離婚歴があります。
私には親密な関係になると、なぜかその人に対して、束縛や猜疑心が起きることがありました。
それも毎回です。
今ではわかるのですが、私の経験というよりは、父の無意識を模倣をしているのです。
ようするに父と母の関係を見ながら、それをコピーしてしまっていたのです。
一度結婚したにもかかわらず、元妻を困らせてしまったということも、心理の学びにつながっています。
エピソード⑥ どうせ学ぶならものすごい心理術がいいけど…
看護師の先輩がいたと話しましたが、彼女の話し方は独特でした。
誰の心でも変化を起こすような、そんな不思議なすごい話し方だったのです。
それが私の中に「基準」としてありました。
心に変容を起こすなら、飛びぬけてすごいのを学びたいなと思っていました。
でも、最初に学びに行ったスクールでは、「基準」を満たすことはありませんでした。
期待はそがれ、「そんな普通のこと?」というがっかり感でいっぱいでした。
いつかすごくなるんじゃ…と待っていても、結果「それだけ?」となっていました。
いつまでたっても、「心に寄り添う」と「座学」の知識だけで、じゃあ「何が出来る?」がないんです。
それは素晴らしいことです。
でも、私は個人的に嫌なんですよね。
出来ることがはっきりとしてなくて、結果が出ないものは。
気持ちが大切なのは、大前提なので。
もっと、心理ってすごいことあるんじゃないの?ってずっと思っていたんですよね。
ほら、ブラックジャックって漫画だけど、凄腕でしょ?
そういうのあるんじゃないの?って。
思いませんか?魔法ってあるんじゃないの?って。
もしかしたら、リアル世界にはないのかな?ってことも思っていました。
出来ることがないなら、「別の学びの方がいいや」ってくらいですね。
私は「考え方」を求めていたのではなく、「スキル」を求めていたんです。
でも、やっと出会えたんですね。
それがNLPなんです。
出会った時は、そもそもさっぱり意味がわからなかったんです。
すごすぎて頭が付いていかない。
でも、ここで、当時行き詰っていた私の直感が「これこれ!!!!」って叫んでいました。
わからないの好きだろ?って(笑)直感が後押しするんですね(笑)
これまで、私は仕組みを考えたり、論理を学んだり、色々知識を結び付けてきましたが、さっぱりわからないんです。
でも、「すごさ」だけはビシビシ感じるわけです。
あー、これやるしかないな…って先代学院長に申込んでいたのを今でも覚えています。
たぶん、今やらなければ、人生に大きな変化は起きないんだろうなって思いました。
エピソード⑦ ものすごい心理術のおかげで人生が…
私は、カウンセラーになるという決意で学び出したので、もう仕事を辞めていました。
みなさんにおススメはしないですけれどね(笑)
NLPを学びながら、精神的な症状や、病気の本を読んでいきました。
だって、どう活用するかは別の話ですからね。
この症状ならどこに焦点を当てるのか?
別の症状ならどこに焦点を当てるのか?
それを繰り返してきたから、今になっては受講生さんに色々コツを教えることが出来ます。
そして、NLPの講座と別に、私の転機の一つ、もう一つの福祉関係のお仕事に出会いました。
精神障碍者の方への再就職のために、NLPをプログラム提供するという仕事です。
精神障碍者の方は様々な症状があります。
うつや双極性障害などの気分障害圏、パニック、HSP症状、恐怖症、強迫性症状などなど。
これらで苦しまれている方たちへプログラムを提供できたことが、私のレベルをさらに上げてくれました。
ちなみに発達障害は、私の範疇ではありません。
発達障害でも二次障害なら範疇です。
生まれつきのものは、何も出来ないってことですね。
あ、ちなみにHSPって生まれつきではない人たくさんいますからね。
過去にトラウマがあれば、敏感になる人はほとんどです。
話がそれました。
ですから、私自身はNLPトレーナーとしても恵まれている方だと思います。
なぜなら、実際の深い悩みの方へ接する機会というものは、なかなか訪れない可能性があるからです。
また、私の現在のパートナーも精神疾患を持っていました。
出会った頃は、症状も重く、毎日が辛そうな状態でした。
ですが、NLPを教えると彼女は誰よりも毎日取り組んでいきました。
それは、私の想像をはるかに超えるスピードでした。
二人にしかわからないことですが、NLPはやればやっただけ変化が起きます。
昨日より今日、今日より明日、そんな具合で彼女のパターンを見つけ修正していったのです。
「1年でびっくりするくらい良くなるよ」と言いましたが、3ヶ月、半年とどんどん加速していきました。
学び出してからは、通常のカウンセリングをやめ、通院しながら1年半ほどで医師から「減薬する?」と言われました。
医師にはNLPで変化を起こしていることは言っていません。
もちろん、医師のすることにも反しないようにしていました。
それを聴いた時は、二人でガッツポーズです。
医師に症状が落ち着いてきたことを、自然と認めさせてしまったのです。
私はNLPに出会って、衝撃を受けました。
そして、精神疾患の方たちや彼女が身をもって、NLPのすごさを示してくれました。
NLPには可能性があります。
この可能性を皆さんにも是非受け取っていただきたいのです。
精神疾患の人は、私には関係ないと思う方もいるかもしれません。
でも、多くの人たちと接している中で、皆がそれぞれグレーゾーンであり、どこで線引きがあるとも言えません。
ですから、多くの人が自分の人生に使うことが出来るスキルだということだけがはっきりとしています。
あ、ちなみに大切だから言いますが、NLPって中立に関わります。
中立に関わるってことは、私がカリスマにはなりません。
だからこそ、自分の力で立ち直るっていうことが、感覚的に感じられるんです。
そして、それが自己肯定感や自己効力感につながります。
世の中のカリスマ的な人に学ぶ危険はそこにあります。
要は依存心が出来ると、抜け出せないループになることもあるんですってこと。
元気になった時に、「あの人のおかげ」ってのは身体ならともかく、メンタルにはいらないかな。
私のパートナーも、結局自分で立ち直ったと強く感じているわけです。
私の仲間も皆さんもそう。
私に学ぶと、自分が強くなります(笑)
カリスマ…なってみてぇ(嘘)
エピソード⑧ 今…NLPで人生好転を伝える想いとは?
私は2021年7月に先代学院長から日本NLP学院を引き継ぎました。
先代は、体調を崩されて「我が子」のような学院を私に託されました。
現在においては、一昔前より多くのNLPスクールがあります。
ですが、日本NLP学院は17年続くスクールです。
結構長いですね。
本当は私、こんな責任負いたくありません(笑)
ですが、私自身やパートナーの人生、そして多くの方の人生にこれまでお役に立ってまいりました。
ですから、この先もこの学びをお伝えすることが私の使命であり、世の中への恩返しなのでしょう。
あと、先代への義理ですね。
義理にやられるタイプです(笑)
ちなみにNLPって古い学び何のか?と言われるとそうではありません。
古いとか新しいではなく、NLPのすごさは天才から抜き出した「変化の仕組み」なのです。
いわゆる公式のようなものに、古いも新しいもありません。
ですから、考え方価値観でもありません。
スキルなのです。
他にも、NLPって何ですか?と聞かれると脳の取扱説明書などとも言われますが、それだけでは言い切れないものでもあります。
やればやるほど、言葉では表しにくい「人を変化させるスキル」と言えます。
NLPってなんだかわからないから、やらないって言う人が一番もったいないですね。
パソコンで例えるなら、あなたのOSが数段階バージョンアップするものです。
アイホンが数段階アップしたら全然違いますよね?
取扱説明書という範疇を超えます。
想像を超える成果が出てしまうのです。
次元超える感じ?(笑)
はやりの?量子力学なんかも説明に使えそうな感じです。
経験を変えることで、世界の認識は変わりますからね。
ちなみに私のパートナーの精神疾患はなるべくしてなっていました。
つらい経験が彼女の疾患を作り、症状として出していたのです。
彼女の「経験」が性格や精神疾患、症状を作っているんです。
NLPの素晴らしさは「経験」にアプローチできるスキルなのです。
私が1年でびっくりするくらい元気になれるよと言い切ったのは、「1年でどれだけの経験に対してワークが出来るか?」という単純な計算です。
彼女は、その言葉を信じて愚直にワークをしました。
その結果、やればやっただけの成果が出たんです。
今では、彼女のOSは10段階くらい変わっているイメージです(笑)
実は、当たり前のことで、誰でもこれが出来るんです。
マイナスからプラスまで本当にいろいろなことが出きるんです。
この秘密をもって自分だけ得をすることも可能かもしれません(笑)
ですが、私の原点がそれを許さないようです(笑)
多くの人にNLPの人生好転のチャンスを届け、誰の人生も可能性を閉じ込めずに輝いて欲しいと思います。
エピソード⑨ 岩渕洋のこれから、について
私がカウンセリングをすることで多くの人に届けることは出来ます。
ですが、それだと限りがあります。
ですから、多くの人がNLPと私の経験上のコツを使って、受け継いでくれた方が大勢の力になると思います。(ちなみにコロナのおかげでZoom講座です)
これからの時代も心のスキルは絶対に必要で、もっと広がってくれないと世の中が大変です。
世の中も時代も変わりる続けていきます。
あ、ちなみに上でガンダ○のニュータイプとかって話。
パートナーとの直感がすごすぎる感じになっています。
無意識的な部分でワークをし続けているから、つながりが深くなるんでしょうね。
人類が分かり合える可能性が大です(笑)(わかんない人はごめんね)
エヴァ○○リオンだとなんだろ…補完される感じかな?(笑)
とにかく、人と人が分かり合える世の中に少しでも出来るのでは?という希望が持てます。
すこしずつ、すこすづつ、同じ志の方や仲間が増えています。
NLPは多少有名になった部分はあっても、まだまだ知られていないものです。
そして、きちんと学べばあなたもすぐに、プロレベルのスキルで自分に変化を起こすことが出来ます。
家族想いの主婦の方や、お客様のメンタルも気に掛ける治療家さん、対人援助職や人事系の方などにピッタリです。
また、自分の人生を好転させるのももちろん、周囲の人生を好転できる可能性の宝庫です。
いえ、可能性はあなた自身でしたね♪
あなたが、あなたの可能性を使いきれていないと思ったら、是非NLPを体験してみてください。
誰と比べる必要もなく、あなた自身が輝く方法がここにありますよ。